研究課題/領域番号 |
16K01080
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
三尾 忠男 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (20219596)
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研究分担者 |
波多野 和彦 江戸川大学, メディアコミュニケーション学部, 教授 (50198751)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 高等教育 / アクティブ・ラーニング / 授業効果 / 持続性 / 授業改善 / オーディエンス・レスポンス・システム / 授業支援 / ICT活用 / ICT活用 / カリキュラム / 教授法開発 / 授業者支援 |
研究成果の概要 |
我が国の大学において、授業にアクティブ・ラーニングの導入が進んでいる。アクティブ・ラーニングをしない授業は、授業評価調査でほとんどの評価項目で低下した。授業者がアクティブ・レーニング導入の効果を確認するために、クリッカーなどを使って毎回の授業で学生の満足度を集計すると良い。それにより、授業者の意欲が持続するとともに、さらに適切なアクティブ・ラーニングが授業で実施できる。さらに、ティーチング・ポートフォリオとともに、週間予定表を拡張したジョブ・ポートフォリオを記載する。それを参照することで、授業準備がより効率的に行えることを示した。これも持続性に必要な要件であろう。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学力観の多様化とさまざまな学生への授業対応、さらに、大学業務の多忙化の中で、大学教員は授業のより効果的な工夫と、日常の業務の中での効率的な運用が求められている。特に、アクティブ・ラーニングの授業への導入は安易に行うことができるが、効果を測定しなければ単なる工夫で終わってしまい、授業者自身もマンネリ化してしまう恐れがある。本研究は、教員個人で可能な授業の自己改善を目指して、アクティブ・ラーニング導入の効果測定と持続するに必要な業務管理に資する実証をおこなったものである。学術的意義としては、大学教員個々人の授業を主とした運用効率化の研究の必要性を示唆したものである
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