研究課題/領域番号 |
16K01090
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
宮永 正治 近畿大学, 建築学部, 准教授 (50467536)
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研究分担者 |
野口 ジュディー津多江 神戸学院大学, グローバル・コミュニケーション学部, 名誉教授 (30351787)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ESP / ジャンル分析 / 日英翻訳 / コーパス / ジャンル / ムーブ分析 / 翻訳 / カリキュラム・教授法開発 / 科学教育 / 教育工学 |
研究成果の概要 |
本研究では、日英翻訳学習者が英訳した原稿をデータとするコーパスと英文テキストのコーパスを用いて、特定のジャンル文書に特有のレトリカル構造、表現、文法などを分析し、そこから得られた知見を大学(院)生を対象とした専門分野における英語教育へ応用することを目的とした。特定のジャンル(CEOメッセージやプレスリリース)の言語的特徴を分析し、日英翻訳学習者コーパスがどのような部分で間違い、どのように間違いを修正したかを分析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、特定の社会的な分野で使われる特定のスタイルの英語の文書(ジャンル文書)において、どのような情報がどのような順番で提示されるか、その際にどのような表現や文法が使用されるかを分析(ジャンル分析)する一方、日英翻訳学習者が翻訳した原稿を用いて、翻訳原稿における間違いや、どのように間違いを修正したかを分析することによって、ビジネスの場面で使われる英文文書を書く際に、日本人が間違いやすい言語的特徴を特定する。このような分析方法、および、この研究から得られる知見を大学での英語教育に応用することにより、学習者自身が誰からも教わることなく、自律的に英文ライティングの能力を向上させることができる。
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