研究課題/領域番号 |
16K01096
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
|
研究機関 | 東京工業高等専門学校 |
研究代表者 |
大塚 友彦 東京工業高等専門学校, 電子工学科, 教授 (80262278)
|
研究分担者 |
木村 知彦 東京工業高等専門学校, 電気工学科, 准教授 (00446238)
田中 晶 東京工業高等専門学校, 情報工学科, 教授 (20578132)
金澤 亮一 都城工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (30390553)
永井 翠 東京工業高等専門学校, 電子工学科, 准教授 (60591154)
林 丈晴 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (70637264)
西村 亮 東京工業高等専門学校, 情報工学科, 講師 (80259829)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 人間中心デザイン教育 / 社会実装教育 / 社会人基礎力 / 対人基礎力 / 対自己基礎力 / 知識教育 / スキル教育 / マインド教育 / コンピテンシー / やり抜く力 / 対課題基礎力 / 主観的評価 / 客観的評価 / 15歳からの工学教育 / インターンシップ / 卒業研究 / ものづくり基礎工学 / イノベーティブ人材育成 / エンジニアリングデザイン / ジェネリックスキル / 認知的能力 |
研究成果の概要 |
本研究では、まず、事前教育として、知識教育・スキル教育・マインド教育を実践し、その有効性を検証した。次に、人々の生活に密着した人間中心的な課題について、PBLによる人間中心デザイン教育を実施した。教育効果を評価するため、社会人基礎力評価、GRIT、質問紙調査の3種類を評価した。その結果、次のことが明らかになった。1)半年程度の短期間でも学生のコンピテンシーが向上する。2)質問紙調査によるGRITとコンピテンシー評価の「対自己基礎力」の間に相関がみられる。3)質問紙調査と第三者機関によるコンピテンシー評価の「対自己基礎力」および「対人基礎力」の間に相関がみられる。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、人々の生活に関心を持つという人間主体(人間中心)の発想で社会実装教育を「人間中心デザイン教育」へ発展させ、15歳から22歳に掛けての感受性豊かな学生を対象に、認知的間能力、ジェネリックスキル、マインドの3 つ能力を効果的に成長できることを実証した。PBL教育に社会とのつながりを持たせ、市場調査、ビジネスモデルから価値創造まで一気通貫する流れを体験できるところも提案教育手法の特徴である。提案教育手法は、科学技術で社会変革を起し得る人材を育成する上で大変意義深いことと言える。
|