研究課題/領域番号 |
16K01106
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 愛知大学 (2018-2022) 山梨大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
佐藤 眞久 愛知大学, 公私立大学の部局等, 研究員 (30143952)
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研究分担者 |
加藤 竜哉 愛知大学, 公私立大学の部局等, 研究員 (70624542)
湯川 治敏 愛知大学, 地域政策学部, 教授 (40278221)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 共通共通学習特性特性 / 学習特性群団 / 特性ベクトル / 潜在的基礎学力 / 思考・判断・表現力・計算力・理解力 / 潜在能力 / 学習指導 / 代数的手法 / 共通学習特性 / ベクトルの外積 / 共通学修特性 / ベクトル / ビッグデータ / ビッグデータ解析 / 科目横断型学修特性 / 学修特性評価 / 特性群団 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、教科・科目を横断した学生の共通学習特性を特性ベクトルを用いて代数的に見いだしていくことである。本研究では、特性ベクトルを用いた学生の潜在的基礎学力の可視化手法を開拓し、今までの手法では抽出が難しい、個々人が持つ潜在的学習特性を見いだすことができる代数的手法を開発した。各教科・科目の学力や能力については、見かけ上は各教科・科目固有の出方をしているが、この手法を用いて、その奥にあるこの発露の元になる共通学習特性を見いだすことができるようになった。さらに、この特性ベクトルを用いる代数的手法は、既知の学習特性の検証にも用いることができ、それに伴う新見解を見いだすことも可能である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
テストを単に点数だけで評価するのでなく、解答の質に注目し質を見る手法を与えたことは、個々の学習特性を考慮した教育指導を教員に可能にする大きな意義を持つ。 本研究の応用として、思考・判断・表現という現在の教育で重要視されている学習特性の調査に応用し、この能力は教科・科目に依存するものでなく、また、それらの能力は独立して伸びているのでなく互いにバランスを取りながら伸びていることが示された。この知見が得られたことで、今後の教育はより総合的な学力を目指す方向に進むべきであるという指針が明確になり、教育に携わる関係者に大きなインパクトを与えるであろう。
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