研究課題/領域番号 |
16K01107
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
谷塚 光典 信州大学, 学術研究院教育学系, 准教授 (30323231)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 教師教育 / 教員養成 / 現職教員研修 / 教育実習 / 学校実習 / 省察 / リフレクション / 教職大学院 / 学校における実習 / 教職eポートフォリオ / 教員養成・教員研修 |
研究成果の概要 |
本研究では,協働的問題解決のための省察を促進する教職eポートフォリオシステムの開発にむけて,教職大学院における教職eポートフォリオの活用方法を検討した。教職大学院のeポートフォリオでは,各実習日の具体的な活動記録に加えて,月や学期等一定期間単位でのリフレクションの機会も設定することで,記録に基づいたリフレクションを行う仕組みが用意されていることがわかった。 また,教職大学院および教員養成学部において養成しようとしている人材像の特徴を明らかにした。教育実践を中心に展開する教職大学院のカリキュラムに対して,学校教育や教科指導に関する知識・技能を確実に身につける学部段階という重点の違いも見えてきた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
1.教員養成学部段階では「教職実践演習」開設で導入された教職(e)ポートフォリオであるが,教職大学院における活用の広まりは限定的であった。学校実習科目での学びが中心に位置付けられている教職大学院のカリキュラムにおいて教職(e)ポートフォリオを活用することにより,大学院生と指導教員間および大学院生間の相互理解とリフレクションを促進することが可能になった。 2.2015~2018年度にかけて量的拡大が図られた教職大学院であるが,教職大学院における教育成果,すなわち,6年一貫型の教員養成や教職大学院における高度な教員研修の効果を可視化する手段として,教職(e)ポートフォリオの有効性を示すことができた。
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