研究課題/領域番号 |
16K01108
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
興戸 律子 岐阜大学, 教育学部, 助教 (00362179)
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研究分担者 |
加藤 直樹 岐阜大学, 教育学部, 教授 (30252117)
松原 正也 岐阜大学, 情報連携統括本部, 教授 (80281046)
伊藤 宗親 岐阜大学, 教育学部, 教授 (10282310)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 教育工学 / ICT活用調査 / タブレット端末 / 教育環境 / 実践内容 / タブレット型端末 / 個人情報保護 / 著作権 / 認知度 |
研究成果の概要 |
21世紀を生きる子どもたちに求められる力の育成のため協働学習を推進する方針が示され、タブレットPC の特性を生かす教育が望まれている。 タブレットPCの導入にあたって、教員の意識を調査した結果、使用に対する不安はあるものの子どもの理解を深めるために使っていきたいというものであった。タブレットPCと無線LANの整備の遅れなど現状のICT環境での課題について示し,学習活動で利用されている機能・場面について、教員のタブレットPCの利用経験が活用の内容に影響していることを明らかにした。個人情報保護・著作権の認知度については、調査項目により差があり、職務に沿った具体的な研修が必要であることを指摘した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
文部科学省は、教育の情報化ビジョンのなかで「生きる力」を育むことを挙げ、そのためにはタブレット PC の特性を生かす教育が望まれるとしているが、現状では、地域間・学校間でそのICT環境の格差は大きく、今後の導入に向けて教員が何のためにタブレットPCを使いたいのか、どのような使い方をしたいのか、そのためにはどのような環境を整えれば良いか等を明らかにする必要があると考え教員の意識を調査し明らかにした。令和元年12月には文科省からGIGAスクール構想も提言され、今後の行政主導の導入が行われる際に何を目指して導入するのか、環境にアクセスする道具としての観点から選定・活用できるよう教員の意識を示した。
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