研究課題/領域番号 |
16K01111
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 奈良教育大学 |
研究代表者 |
小柳 和喜雄 奈良教育大学, 教職開発講座, 教授 (00225591)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 小中一貫 / 小中連携 / 義務教育学校 / 教員のアイデンティティ / 教員の専門的能力 / 研修方法 / teacher leadership / teacher agency / Teacher Leadership / Professional Agency / 研修評価方法 / Professional Capital / 小中一貫教育 / 教師教育者のアイデンティティ / 管理職の役割 / 教員のリーダーシップ / 研究主任の役割 / 教員研修プログラム開発 / 教員研修 |
研究成果の概要 |
本研究は,小中一貫教育を志向する学校を支援するための研修支援ツールの開発,及び養成段階から小中一貫教育を意識した取組を志向する大学・大学院のプログラムなどを支援するツールの開発と運用評価を行うものであった。 具体的には、小中一貫教育を志向する学校の支援と関わって,1)教員がその教育環境でアイデンティティを感じるために何が必要か、2)そこで求められる専門的能力は何か、調査を通じてまず明らかにした。続いてその調査結果に基づき、3)小中一貫教育と関わる教職員研修プログラムの開発、4)利用教材の開発、を行った。最後に、5)開発した研修プログラムと教材の運用評価を市の研修や大学で行い、改良版を作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
初等教育と中等教育前期を1つの組織的ユニットでとらえ、その教育的取組を実際に効果的に進めるために何が必要か、教員の資質能力や役割を明らかにしていく研究は、我が国はもとより国際的にも研究はあまりなされてこなかった。調査結果に基づき、効果的な実践を支援する研修プログラムやそこで利用する道具の開発及び、その運用評価する研究も希であった。ここで明らかにされた研究知見は、教育工学研究における教師教育の知見の蓄積。さらに国が注目してきた学び続ける教員,そして中教審「チームとしての学校の在り方と今後の改善方策」に対しても、特別な視点(小中一貫教育、義務教育学校の枠組み)で、情報及び知見の提供が可能となる。
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