研究課題/領域番号 |
16K01113
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
永松 利文 鳥取大学, 教育支援・国際交流推進機構, 教授 (30300198)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 欧州 / 遠隔教育 / ビジネススクール / MBA / 職業教育 / 経済事情 / 高等教育段階 / 欧州経済 / 経営環境 / ドイツ経済 / 高等教育 / 経営系人材 / 欧州事情 / 経済工学 / 教育工学 |
研究実績の概要 |
欧州においては、ドイツをはじめとしてGDPの高まりなど経済活動が活発化しており、それとともに、社会人のキャリア開発や新たな知識、スキルの向上が求められており、そのため各ビジネススクールは遠隔教育を活用して、教育の高度化を図っている。欧州のビジネススクールの遠隔教育の特徴は以下の通りである。多くの場合、遠隔学習者は必ずしも特定のキャンパスや教室に限定されるわけではないため、利便性が重要である。コース教材は、同じ場合もあれば、遠隔学習者のニーズに合わせて調整されている場合もある。配信モードが非同期の場合、遠隔学習者は、マルチメディア、ビデオ、ポッドキャスト、またはオーディオファイルを介して、受講できる。配信が同期されている場合、学生は、インターネット接続があればどこからでも、音声/ビデオ会議またはライブインターネットチャットを介して、スケジュールされたクラスまたはチュートリアルに参加できる。遠隔学習者向けの課題はLMSを介して提出されることが多いため、講師はプラットフォームを通じて通知され、返信を求められ、講師は、宿題の提出時にインタラクティブなフィードバックを実施する。遠隔学習者の典型的なプロファイルはさまざまで、教室(対面授業)が好きではない学習者や、学外で成長したり起業したりしようとしている学習者が多いと考えられる。また、遠隔学習者は、プロとしてのキャリアのさまざまな段階にある可能性があり、自分の経験に固有のビジネス上の問題についてさまざまな意見を述べることができる。また、学習者が地域に限定されず、欧州または世界中からアクセスしており、そのため世界観が広がり、異文化間の知識も増え、グローバルな文脈でビジネスを行いたい場合の大きなメリットとなる。
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