研究課題/領域番号 |
16K01114
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
井上 仁 鳥取大学, 総合メディア基盤センター, 教授 (00176439)
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研究分担者 |
東野 正幸 鳥取大学, 総合メディア基盤センター, 助教 (70736090)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 情報モラル / インターネット / SNS / 情報モラル教育 / コンピュータ教材 / 授業支援システム / メディア教育 |
研究成果の概要 |
今回の研究は、学校現場でのSNSの正し使い方の教育を支援するコンピュータシステムの開発とそれを用いた情報モラル教育法の開発である。 今回開発した教育用SNSシステムは、疑似的にLINEが体験できるものであり、利便性の向上を考えて、ネット環境が無い場所でも利用できる教室内イントラネットのシステムと、インターネット経由で利用できるクラウドシステムの2つを開発した。複数の特別支援学校、小学校及び中学校で授業実施しながらSNSの適正利用に関する教育プログラムの作成と評価を行った。本システムを用いることで、生徒の興味を引き出しながら教育効果を得ることが確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
インターネット、特にSNS等に起因する事犯の被害に会った子供たちの増加が社会問題となっている。子供たちがインターネットの利活用を適切に行うことができるようにすることが、現代の学校教育の重要な目標であり、実情に即したより実効性のあるインターネット利用・情報モラル教育が求められている。 本研究では、体験を通じてSNSの適正な利用が学習できる教育用SNSシステムを開発し、それを用いた学校現場での実践的情報モラル・情報リテラシー教育プログラムの開発と評価を行ってきた。複数の学校での授業実践の結果、本システムを用いることで、教育効果を得ることが確認でき、本システムの有効性が示唆された。
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