研究課題/領域番号 |
16K01123
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 東北学院大学 |
研究代表者 |
稲垣 忠 東北学院大学, 文学部, 教授 (70364396)
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研究分担者 |
後藤 康志 新潟大学, 教育・学生支援機構, 准教授 (40410261)
松本 章代 東北学院大学, 教養学部, 准教授 (40413752)
豊田 充崇 和歌山大学, 教育学部, 教授 (60346327)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 情報活用能力 / 授業設計 / ルーブリック / 学習評価 / データベース / 情報教育 / プロジェクト型学習 / 探究学習 / プロジェクト学習 / カリキュラム / 教員研修 / 教育学 |
研究成果の概要 |
以下に示す3点の研究成果を得た。①仙台市教育委員会・仙台市教育センターと小学校・中学校での児童生徒の探究的な学習活動を想定した情報活用能力の目標リストを体系化した。②探究的な学習プロセスである情報の収集、編集、発信の3場面に対する学習活動カードを用いた単元開発と、児童生徒の学習成果物へのルーブリック作成、主体的・対話的で深い学びの観点からの指導方略を統合した教員研修プロセスを開発した。③Web上でルーブリックバンクを公開し、それを活用した教員研修を実施した。900件以上のルーブリックを収集・共有した。記述語を分析した結果、一定の一貫性をもって開発されていることを確認することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究において開発した情報活用を意識した探究学習の単元開発モデル(情報活用型PBL)および教員研修プログラムは、当初想定した小学校・中学校だけでなく高等学校においてもニーズがあった。新学習指導要領では高等学校で探究を扱う科目が新設されるため、教科の中で探究的な単元を開発するノウハウが求められていると考えられる。結果として、2017年以降で40件、述べ2000名以上の教員を対象に研修の機会を得ることができ、本研究成果に対する高い社会的ニーズが確認された。研究期間は終了したが、研修依頼が続いているため、開発したルーブリックバンクの運用を続けながら、研究成果を書籍等で公表することを予定している。
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