研究課題/領域番号 |
16K01124
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 千葉商科大学 |
研究代表者 |
柏木 将宏 千葉商科大学, 国際教養学部, 教授 (90320704)
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研究分担者 |
宮田 大輔 千葉商科大学, 商経学部, 教授 (20339609)
坂田 哲人 帝京大学, 公私立大学の部局等, 講師 (70571884)
小林 直人 千葉商科大学, 商経学部, 准教授 (80434364)
鎌田 光宣 千葉商科大学, 人間社会学部, 教授 (90383372)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 教育工学 / 振り返り / LMS / 情報基礎教育 / ICTスキル / PCとスマートフォン / PC / スマートフォン / 情報リテラシー / 共通基盤教育 / 情報教材開発 / 学習の振り返り / 共通教育 / LMS / 情報倫理 / 科学教育 |
研究成果の概要 |
本研究は、次世代の情報基礎教育における新しいモデルの考察を目的としている。また、学習内容の定着のため授業の振り返り活動の仕組みを学習管理システム(LMS)によって開発し定着させた。 得られたデータからは、スマートフォンによる情報リテラシー定着後の学生が入学して来ている近年の背景を、情報基礎教育でも十分に考慮する必要があることが示された。また、PCやビジネスソフトウェアの操作スキル指導といった実践的教育のみならず、なぜそれを学ぶのかが分かるよう科学的な理論面の獲得にも至るような学習環境の整備が、次世代の情報基礎教育における学習モデル確立に求められる要素であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大学の情報教育は、情報科学分野における基本的な知識・技能(例 情報処理学会J07)獲得の必要性に関する議論を横目に見つつも、一般的な認識や期待面では、情報機器の活用能力育成を志向してきたが、実習内容と学修成果としての実践的な知識の獲得が必ずしも結びつかないという課題にしばしば直面していた。本研究は、この課題解決に関する追究を、学修プロセスの中に振り返りの活動を取り入れることにより、次世代情報基礎教育のモデル構築に向けて試みたものである。このテーマは、実践型の学修方略であるアクティブラーニングにも通じ、新しい学びのあり方として広く応用が期待出来る。
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