研究課題/領域番号 |
16K01126
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 共立女子大学 |
研究代表者 |
谷田貝 雅典 共立女子大学, 文芸学部, 教授 (70469485)
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研究分担者 |
北村 隆憲 東海大学, 法学部, 教授 (00234279)
永岡 慶三 早稲田大学, 人間科学学術院, 名誉教授 (90127382)
米谷 雄介 香川大学, 創造工学部, 助教 (00735144)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 教育工学 / 遠隔教育 / テレビ会議システム / 裸眼3D映像 (立体映像) / 視線一致 / 学習効果測定 / 多変量解析 / COVID-19 (新型コロナウイルス感染症) / 情報科学 / 裸眼3D映像(立体映像) / 遠隔留学 / 裸眼3D映像 / 裸眼3D |
研究成果の概要 |
本研究は、先行研究で開発した裸眼3D視線一致型テレビ会議システム試作機を発展させ、国際間における遠隔交流活動が可能な環境を構築し、国内外の機関と連携し、多様な活動について実証研究した。例えば、本システムによる遠隔環境は「遠隔留学」や「遠隔国際共同研究」などを、意欲を喚起し効果的に実施可能であることなどが解った。 一方、COVID-19感染拡大以降、国内外で急遽テレビ会議システムによる遠隔通信が必須な社会となった。本研究では4つの環境による比較評価も行っている。時勢を踏まえ本結果から、視線が合わない現行のテレビ会議システムによる遠隔通信環境の不備を相対的に示し、利用時に何を補えばよいのかも示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
COVID-19感染拡大を受け否応なく急遽オンライン教育やテレワークが実施され、今やテレビ会議システムは日常ツールとなりつつある。時勢から本研究に関し複数報道機関より取材を受け、共通して問われた、視線が合わない現行のテレビ会議システムを利用する際の不備を補う法術を以下に示す。 ①疲労感を軽減するため画面サイズを大きくする。スマートフォン等はHDMI接続でテレビ等に映す。②動作・視線伝達の不備を補うために、発話時は意識してカメラを見る。③削がれてしまうノンバーバルコミュニケーションを補うために、意識的に身振り手振りや表情表現を行う。 なお、機材の配置により①~③を補完する方法は、本文図5で図解した。
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