研究課題/領域番号 |
16K01131
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
高井 久美子 帝京大学, 理工学部, 講師 (00527682)
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研究分担者 |
渡辺 博芳 帝京大学, 理工学部, 教授 (40240519)
溝口 佳宏 帝京大学, 経済学部, 准教授 (50609386)
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研究協力者 |
前川 司
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ティーチング・ポートフォリオ / ファカルティ・デベロップメント / 高等教育 / ファカルティ・ディベロップメント / ポートフォリオ作成 |
研究成果の概要 |
授業改善に向けた努力や成果の適切な評価に向け,教員によるティーチング・ポートフォリオ(TP)の作成と更新を支援する方法を検討した.TPの構成要素と教育活動を関連付け,TPの更新に向けた日常的な教育活動の情報を整理するツールを設計し,GAS(Google Apps Script)を用いたWebシステムとして実装した.ツールを用いて,日常的な教育活動の情報整理を試行した結果,教育方法を細かいレベルで記述することが教員の授業方法の整理につながり,教員間での記述の共有が授業設計の参考となることが示唆され,教育活動のPDCAサイクルの意識付けにつながる可能性があることがわかった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日々の教育・研究活動の中にティーチング・ポートフォリオの見直しと維持管理作業を組み込むことが期待できる.それにより,エビデンスの蓄積と省察(リフレクション)のサイクルが日常的に機能し,授業の改善および教育の質の向上に役立つと考えられる.すなわち,日常的に蓄積やリフレクションを意識することによって,授業の終了後に散在するエビデンスを収集するよりも,比較的容易にティーチング・ポートフォリオを維持管理できることからティーチング・ポートフォリオの維持管理にかかる教員の負荷を軽減することもできると考えられる.
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