研究課題/領域番号 |
16K01137
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 金沢工業大学 |
研究代表者 |
中村 晃 金沢工業大学, 基礎教育部, 教授 (60387355)
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研究分担者 |
西岡 圭太 金沢工業大学, 基礎教育部, 講師 (10748734)
工藤 知草 金沢工業大学, 基礎教育部, 講師 (90759515)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | STEM / 数学 / 物理 / 工学 / 知識構造 / ネットワークグラフ / eラーニング / ウェブ教材 / e-ラーニング / ハイパーリンク / 材料力学 / 学習環境 / 知識の構造化 / グラフ |
研究成果の概要 |
従来は大学1、2年次程度までの数学のウェブ教材を作成していたが,今回,コンテンツの分野を理科、工学の分野まで広げ,それぞれのコンテンツをハイパーリで結び付け,学習しているコンテンツ近傍の知識の関連性を,ネットワークグラフを用いて可視化するシステムを備えた工学分野の統合学習環境のプロトタイプを構築した.このことにより学習の効率や効果を高めることができたと考えている.学習評価ツールとして,学習者がどのようなページを巡回しながら学習しているかを調査するアクセスログ解析ツールを開発した.分析したところ,学習者は基礎知識から応用の知識の方向へ段階的に巡回し,理解を深めている傾向があることが分かった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
数学、理科、工学の知識を統合した知識構造をネットワークグラフで可視化し、ネットワークグラフからクリックするだけで学習コンテンツにアクセスできるシステムはこれまで存在していない.開発した学習コンテンツをインターネット上に無償で公開している.誰もが,我々が開発した学習コンテンツにアクセスでき,効率よく効果的に工学分野を学習することができることは日本の工学教育に大いに貢献することができ社会的意義は著しいと思っている.実際に,日々多くの方が我々のウェブ学習教材を利用しており,多い時には1日で2万名近くになることがある.
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