研究課題/領域番号 |
16K01140
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 京都産業大学 |
研究代表者 |
ロブ トーマス 京都産業大学, その他(名誉教授), 名誉教授 (30148366)
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研究分担者 |
神谷 健一 大阪工業大学, 知的財産学部, 准教授 (50388352)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 多読学習法 / 講読速度 / リーディング / 予測力 / extensive reading / cloze test / predictive ability / placement test / reading / prediction / cloze / testing / reading level / cloze tests / reading speed / English / online practice / 英語 / 語学修得 / 教育ソフト |
研究成果の概要 |
英語の堪能な読み手は、文を理解する時、文脈や構文の手がかりから多くを予測できるため、一つ一つの単語には集中することはない。しかし、学習者がゆっくりと読む1つの理由は、次に何が来るかを予測できないからだと考える。この研究は、筆者が開発した「Scrolling Cloze」(「SC」)のソフトウェアを使用して、学習者が多読学習法を通じて、前述の能力の向上を実証することを目的としている。結果は、学習者の正解度の伸びは年間を通じて読まれた単語数と高い相関があることが判明したが、読む速度の向上やTOEFLスコアの伸びには、間接的相関が考えられるものの、直接相関は見られなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学校で英語を教えるときは、英語の文法と基本的な語彙を習得することに重点が置かれますが、生徒に英語を使って練習させる時間はほとんどありません。多読は、英語の学習者が簡単な本を読んで一般的な単語や文法構文を何度も見て練習する方法です。言語コミュニケーションは複雑なプロセスであり、脳は同時に複数のタスクを処理する必要があります。多読学習は効果的であると実証されているが、それを機能させるメカニズムについてはほとんど研究されていません。この研究は、読むときに次に来る単語や文法を推測するプロセスを検討し、多読学習を通じて、生徒が次に来ることを予測する能力を得るのに役立つことを示しています。
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