研究課題/領域番号 |
16K01142
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 京都ノートルダム女子大学 |
研究代表者 |
平野 美保 京都ノートルダム女子大学, 国際言語文化学部, 准教授 (40631411)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | コミュニケーション能力 / 学修プログラムの開発 / コミュニケーション能力育成 / コミュニケーション / スピーチ / 学習者の認識 / 学修プログラムの開発と評価 / キャリア教育 / 実社会 / 育成内容 / 学習プログラム開発 / 評価 |
研究実績の概要 |
本研究は、実社会と連続性を有するコミュニケーション能力向上のための学修プログラム(以下、学修プログラムとする)を開発し、評価することを目的としている。 当該年度は、コロナ禍での児童生徒のコミュニケーション状況を概観し、実践的なコミュニケーション能力育成において、児童生徒の大学入学後のコミュニケーション能力育成に関する指導上の留意点についてまとめた。そこでは、これまでの学修者以上に、コミュニケーションに関する能力差の拡大、実践的学習に関する経験の少なさ、コミュニケーションに関して消極的な者の存在、心の問題を抱えている者やその経験者の存在という課題が考えられた。それを受けて、学習者の実践的学習に関する認識等の把握の必要性、心の問題を抱えている学修者などに配慮しながらも過剰にならないよう、すべての学修者にとって有益になるよう取り組んでいく必要性、これまで以上に、より丁寧な動機づけの必要性、実践的学習経験不足の補足のため、より多くの教示の必要性などについて提言した。 また、学修プログラムを履修してきた卒業生に対してインタビュー調査をした結果と、これまでの一連の研究結果を踏まえ、本学修プログラムの評価について学会で発表した。さらに、この一連の研究について、その一部を本学の研究プロジェクト発表会で報告した。 今後は、この卒業生の認識を中心に、一連の研究結果を踏まえ、本学修プログラムの評価を充実させまとめていく予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
初年度(2016年度)に、学修プログラムのデザインをさらに検討する必要が出てきたため、一時、研究実践およびデータ採取を見合わせた。これに伴い、本研究の性質上、その遅れを取り戻すことは困難であるため、やや予定が遅れた。また、この学修プログラムの最終的な評価にあたって、この一連の研究を整理する必要が出てきたため、さらに最後の調査の分析が遅れた。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、卒業生に対して実施したインタビュー調査を中心に、この一連の研究の評価に関してまとめる。また、国内外のコミュニケーション能力育成に関する動向の把握に努める。
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