研究課題/領域番号 |
16K01144
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 中央学院大学 (2017-2018) 大阪成蹊大学 (2016) |
研究代表者 |
浅井 宗海 中央学院大学, 商学部, 教授 (90511816)
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研究分担者 |
井藤 元 東京理科大学, 教育支援機構, 准教授 (20616263)
羽野 ゆつ子 大阪成蹊大学, 教育学部, 准教授 (50368437)
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研究協力者 |
中井 秀樹
古谷 次郎
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 授業実践力 / 授業観察力 / 学習支援システム / 授業ビデオ / ビデオアノテーション / 威光模倣 / 教育工学 |
研究成果の概要 |
本研究は、現場体験が重視される昨今の教員養成において、学生の授業実践力の育成に寄与する学習支援システムと学習プログラムの構築を行った。具体的には、ビデオアノテーション機能を有するシステムにより、授業実践に役立つ観察力を育む訓練プログラムの開発をめざし、教師の定型的・適応的行動への理解促進や、教師の教育観への理解の深化を図るための支援機能と、その機能を使った学習プログラムを構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
教員養成課程では、授業実践力を高める手段として現場体験が重視されている。しかし、「教育実習」や「教育インターンシップ」等の科目は、時間的制約や運営の難しさにより、拡充が難しい。また、現場で様々な教師の授業を見学したとしても、当の学生に授業を観察する際の視座が形成されていなければ、漫然と又は評論家的に授業を眺めるだけに留まってしまう。本研究が構築した学習支援システムと学習プログラムを学内授業に組み込むことで、授業実践に対する観察力を育み、学生の授業実践に影響を与える効果が確認できた。すなわち、現場体験学習との相乗効果が期待できるシステムとプログラムを構築することができた。
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