研究課題/領域番号 |
16K01146
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 福岡大学 (2017-2019) 就実大学 (2016) |
研究代表者 |
江川 孝 福岡大学, 薬学部, 教授 (70369023)
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研究分担者 |
林 稔展 福岡大学, 薬学部, 准教授 (20630718)
島田 憲一 就実大学, 薬学部, 准教授 (00509268)
高見 陽一郎 就実大学, 薬学部, 講師 (10500473)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 災害薬事 / PBL / eーラーニング / VR / 災害医療 / e-learning / e-ラーニング / 災害医療教育 / VRシミュレーション |
研究成果の概要 |
申請者は、薬学部のアドバンスト科目である薬剤管理指導概論にてe-learning によるPBL型演習の補完を導入し、その学習効果を確認した。本研究は、災害医療におけるセルフメディケーション・トリアージのe-learningを開発することに加え、e-learningと連携したPBL型演習により災害時に適切な医療が提供できる人材育成を強化するものである。得られた研究成果は、①大規模災害時ののセルフメディケーション・トリアージの開発、②バーチャルリアリティ技術による体験型e-learning 教材の作成③e-learningによる反転授業を導入した災害時の臨床推論のための演習方略の構築、である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、薬学教育の基盤となる薬学教育モデル・コアカリキュラムの基本的な資質には、患者を中心とする薬物療法の問題点を抽出し解決するための臨床推論能力を必要とするチーム医療への参画、セルフメディケーションの実践、災害時の薬物療法における実践的能力の醸成が含まれている。本研究成果は、災害時に適切な医療が提供できる人材育成を体験型e-learningを活用して構築するという芽生え期の本研究は、将来、災害医療における薬剤師の職能として機能する新たな展開へと連結され、専門職能を発揮できる薬剤師の充足に寄与することが期待できる。
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