研究課題/領域番号 |
16K01148
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
|
研究機関 | 立教女学院短期大学 |
研究代表者 |
田中 功一 立教女学院短期大学, 幼児教育科, 准教授(任期制) (10413006)
|
研究分担者 |
辻 靖彦 放送大学, 教養学部, 准教授 (10392292)
小倉 隆一郎 文教大学, 教育学部, 教授 (60177201)
|
研究協力者 |
鈴木 泰山
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | スキル学習支援システム / 演奏分析 / 演奏の見える化 / ピアノ実技指導 / 教職養成 / 自学自習システム / ピアノ独習システム / VSPP / 保育士・幼稚園教諭養成 / ピアノ演奏評価 / 見える化 / 可視化 / ピアノ学習 / MIDI録音 / 自学自習 / SCAT / デジタルピアノ / 教育工学 / 実技スキル / ピアノeラーニング / 演奏eポートフォリオ |
研究成果の概要 |
保育者養成校のピアノ初学者の自己学習システムとして、演奏状況の見える化ツールVSPP(Visualization System for Piano Performances)を開発し、学習者と教員が自己学習状況を共有する演奏eポートフォリオによる実践を行った。VSPPにより演奏技能が向上する可能性が示唆された。学生にVSPPの提示により演奏課題の認識、練習意欲の向上、練習プロセスの表出化、そして演奏改善時の達成感の獲得といった様々な学習効果の可能性が示唆された。併せて教員側に対してもグラフを確認することで客観的指標に基づく形で学生の演奏に対する賞賛や指導が可能となることが示された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本システムの他校への応用が可能となる。今後、個人情報保護としてデータの分離管理の強化、対応機材の多様化、サーバ環境のスケーラビリティの確保、指導と活用法への対応が課題となる。現在、利用者認証やアカウントの養成校別の分離管理、教員毎の模範演奏の管理、教員が表示できる情報を指導学生に限定する機能などを組み込んだ、複数校対応版の開発を進めている。本システムPLPの各学習活動を包括できる一つのeポートフォリオシステムの構築により、システム上で実践する事が可能となれば、初心者の自己学習が円滑に進められ、学習者の成長過程が包含的に捉えられ、そして授業とシームレスに連携できる可能性が考えられる。
|