研究課題/領域番号 |
16K01149
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 関西外国語大学短期大学部 |
研究代表者 |
笠井 正隆 関西外国語大学短期大学部, 英米語学科, 准教授 (90510735)
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研究協力者 |
森田 健宏
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | グローバル教育 / マルチメディア / 教材開発 / インストラクショナルデザイン理論 / メディア教材 / 問題解決型学修プロセス / 学びの可視化 / 教育工学 |
研究成果の概要 |
近年、地球全体の繋がりや地球規模の問題が急速に進むグローバル社会に適切に対応できる人材を育成する様々な教育が行われているが、グローバル教育はその一つである。そこで、本研究では、大学生がグローバル教育の目的である「グローバルな視野」を獲得するためのマルチメディア教材を開発し、反転授業の中で活用し、その教育的効果を検証した。その結果、大学生に「グローバルな視野」の全中心要素の学びが認められ、かつ反転授業における学びの効果、効率、魅力を向上させることができた。また、大学生の地球規模の問題解決のために必要な知識構造を解明し、3種類の問題解決型学修プロセスも構築することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
グローバル教育分野では、「グローバルな視野」を構成する資質が曖昧であったが、その課題に対して6つの中心要素にまとめ明確化した。また、全ての中心要素を包括的に育成する教育実践例もほとんどなかったため、本研究では開発したマルチメディア教材を反転授業で活用し全ての中心要素を学べる授業形態を構築することができた。加えて、本研究によって生みだした問題解決型学修プロセスはグローバル社会に適切に対応することができる人材育成の教育実践に貢献できるものと考える。
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