研究課題/領域番号 |
16K01150
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 釧路工業高等専門学校 |
研究代表者 |
野口 孝文 釧路工業高等専門学校, 創造工学科, 教授 (20141856)
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研究分担者 |
千田 和範 釧路工業高等専門学校, 創造工学科, 准教授 (30342562)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | サイバーフィジカルシステム / 試行錯誤 / プログラミング / 協調学習 / 学習環境 / IoT / 教育工学 |
研究成果の概要 |
我々の周りにはコンピュータが組み込まれた様々な機器があるが,我々は自由にそれらをコンピュータ上のツールと組み合わせて利用することができない.コンピュータ上の教材や実世界の機器を自由に組み合わせ編集が可能になれば,これまでにない自由度の高い学習環境が実現できると考えられる.本研究では,実世界にある様々な機器をネットワークで連携しコンピュータ上のオブジェクトと対応できるようにした.学習者自身が試行錯誤しながらコンピュータ上でシステムを組み上げることによって,学習者が思考した仮説を試行錯誤しながら検証することができるサイバーフィジカルな学習環境が実現した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の特徴は,コンピュータと実世界の連携を強めることで体験的かつ直感的な学習をするサイバーフィジカルな学習環境にある.この学習環境は,コンピュータ上のシミュレーションばかりでなく,実世界の実験や他の学習者の環境とダイナミックに連携した学習を可能にする.すなわち,IoTとして提供されるネットワークで接続されたコンピュータも含めた様々なセンサや計測機器を,これまで開発してきた学習支援システムとコンピュータ上で組み合わせたり,組み合わせを変更したりすることを可能にする.本研究は,学習者自身がコンピュータを介して実世界と相互作用しながらアクティブに学習を深めることができる研究学習環境を実現した.
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