研究課題/領域番号 |
16K01158
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学社会学・科学技術史
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
橋本 毅彦 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90237941)
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研究分担者 |
田中 祐理子 京都大学, 白眉センター, 特定准教授 (30346051)
吉本 秀之 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (90202407)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 科学史 / 技術史 / 顕微鏡 / 写真史 / 図像 / 写真 / 医学史 |
研究成果の概要 |
本研究計画では、科学技術医学の歴史における図像の利用に関して内外の研究を参照しつつ、主として17世紀以降の顕微鏡による観察研究と図像表現のあり方、17-19世紀の化学史における図像の使われ方、そしてカメラオブスクラや写真などの光学関連技術などについて研究した。学会でシンポジウムを開催したほか、顕微鏡観察研究をめぐる研究成果については『化学史研究』に論文を発表した。また2019年度から同様のテーマで引き続き共同研究を続けている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年になり、科学技術医学史諸分野における図像の利用について精力的に研究され、それら多数の事例研究を総括する研究もなされている。本研究ではそれらの研究を総括するとともに、いくつかのトピックでオリジナルな研究に取り組んだ。特に顕微鏡観察研究の系譜とそこでの図像表現のあり方に関する研究は、観察器具の発展とともに科学者がミクロな世界の観察により踏み込んでいく歴史的過程を検討する上で重要な知見を提供することができた。また一般向けの科学史の文献も著すことで、研究成果を広く伝えることにも努めた。
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