研究課題/領域番号 |
16K01195
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化財科学・博物館学
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
尾久土 正己 和歌山大学, 観光学部, 教授 (90362855)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ドーム映像 / ヴァーチャル・リアリティ / スポーツ映像 / 博物館情報学 / 8K / 博物館資料 / プラネタリウム / 資料映像 |
研究成果の概要 |
本研究は、オリンピックなどのスポーツイベントを、フレームレスの全方位超高解像度の映像で記録するものである。従来の平面映像では注目した選手だけを撮影していたが、本研究では、フィールド内のすべての選手だけでなく、観覧席に集まった観衆や、有形文化財としてのスタジアムなど、競技が行われている空間のすべて記録する。8KカメラやVRカメラを用いたシステムを構築し、様々な競技種目を撮影した。その結果、フレームレス映像の課題を明らかにするとともに、実用化の目処をつけた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術面では、半球のドームスクリーンに投影するドーム映像とヘッドマウントディスプレイで視聴する全球のVR映像を比較した結果、同じ映像でも注視行動が大きく違うこと、また、そこから感じる映像的効果にも大きな差があることが明らかになった。また、社会的には、本研究の成果が内閣府の「2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に向けた科学技術イノベーションの取組に関するタスクフォース」の9つのプロジェクトの1つPJ⑧「新・超臨場体験映像システム」に採用されるなど、オリンピック後のレガシーの1つとして期待されている。
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