研究課題/領域番号 |
16K01201
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化財科学・博物館学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
吉田 優 明治大学, 文学部, 専任教授 (90267360)
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研究分担者 |
真家 和生 大妻女子大学, キャリア教育センター, 教授 (30157119)
小野 真嗣 和洋女子大学, 人文学部, 助教 (20584444)
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研究協力者 |
立石 尚之
野村 正昭
鳴瀬 麻子
加藤 紫識
中谷 仁美
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 歴史系地域博物館 / 博物館再生 / 生涯学習 / まちづくり / 博物館教育学 / 地域博物館 |
研究成果の概要 |
本研究は茨城県猿島郡境町を対象地域として、学芸員養成課程の教員・受講生が地域社会と連携 ・協力し、博物館を地域の生涯学習拠点として継続的に活用できるよう環境作りを行うことにあった。 研究成果としては、①地域住民を中心とした境町歴史民俗資料館運営ボランティア「下総さかい河岸の会」の設立と学習会を開催。②大学の学芸員養成課程受講生が現地の博物館に赴き,資料調査・展示作成を行う調査合宿の実施。③境町歴史民俗資料館の所蔵する民具すべての再調査と常設展のリニューアルの実施。そして、これらの成果を取りまとめた成果報告書の刊行が挙げられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、大学の学芸員養成課程の教員・受講生が地域住民と連携して地域博物館を再生し、生涯学習拠点として継続的に活用できるよう環境作りを行うことである。学芸員不在等で活動停止状態の博物館を生涯学習の拠点として活性化させることは極めて有意義であると考える。一方、大学の学芸員養成課程受講生にとっては、実際の学芸員業務を体験できる機会であり、総合的知見を要する博物館学芸員の育成に極めて有効に作用することが予想される。 以上、本研究は地域および地域住民と学芸員養成課程受講生双方にとって有益な活動を実践するものであり、今後の地域博物館と大学の学芸員養成課程の連携・協力のモデルケースとなることが期待できる。
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