研究課題/領域番号 |
16K01208
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化財科学・博物館学
|
研究機関 | 大阪市立自然史博物館 |
研究代表者 |
釋 知恵子 大阪市立自然史博物館, 総務課, 博学連携担当職 (60626349)
|
研究分担者 |
佐久間 大輔 大阪市立自然史博物館, 学芸課, 学芸課長代理 (90291179)
横川 昌史 大阪市立自然史博物館, 学芸課, 学芸員 (30649794)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 博物館教育 / 博学連携 / 幼小連携 / ミュージアムリテラシー / 学習支援ツール / 幼児 / 教員 |
研究成果の概要 |
幼児の成長にとって重要な「体験活動による学び」を引き出すための効果的な博物館利用を目指し、幼稚園・保育所・認定こども園の幼児・教員・保育士に向けて、以下のような方法によって、ミュージアム・リテラシー(博物館を主体的に使いこなす力)を育てる学習支援のシステムを構築した。 ①幼稚園・保育所・認定子ども園に対して、博物館利用の目的などの現状調査を行った。②幼児と教員・保育士のミュージアム・リテラシーを育てる学習支援のツール開発を行った。③学習支援ツールによって、幼児や教員らのミュージアム・リテラシーを育てることができたのか、また、それにより幼児の体験活動による学びを引き出せたのかを分析した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学校教育と博物館との連携活動については、さまざまな事例があるが、教科学習が始まる小学校以降が主となっており、幼児教育との連携の事例はわずかな例が見つかる程度である。幼児が博物館を有意義に利用するには、一緒に来る教員・保育士や保護者の影響が大きいため、幼児と教員・保育士に「博物館がどんな場所であり」「何があり」「何ができるか」を伝え、幼児と教員らのミュージアム・リテラシーを育てることが幼児教育に対しての学習支援につながると考えた。幼児と教員ら向けに作成した学習支援ツール「紙芝居セット」「絵を描くシート」「教員向け冊子」は、貸出・配布をしており、幼児らの博物館内等での活動を充実させることができた。
|