研究課題/領域番号 |
16K01209
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地理学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
井岡 聖一郎 弘前大学, 地域戦略研究所, 教授 (40598520)
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研究分担者 |
町田 功 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質調査総合センター, 主任研究員 (80435768)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 地下水 / 有機酸 / 硫酸還元反応 / 帯水層蓄熱 / 硫酸還元 / 地下水水質 / 水質 / 帯水層 / 蓄熱 |
研究成果の概要 |
過去の研究では、帯水層蓄熱過程における地下水中の有機酸濃度がどのような変化をするのか解明されていない。したがって、どれくらいの温度で硫酸還元反応が生じるのか不明であった。本研究では、自然環境下より高温の温度条件下で地下水の加熱実験を行い、地下水中の硫酸還元反応が生じるのかどうか、またその時の有機酸濃度はどのように変化するのか評価した結果、これまで指摘されていない20℃環境下においても硫酸還元反応が生じ得ることが明らかになった。一方、有機酸濃度については顕著な変動が確認されなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
帯水層蓄熱の利用を妨げている要因の一つに、蓄熱過程における有毒な硫化水素の生成がある。硫化水素は、帯水層中に存在する微生物が有機酸などをエネルギー源として硫酸還元反応を起こし生成される。本研究では、自然環境下より高温の温度条件下で地下水の加熱実験を行い、地下水中の硫酸還元反応が生じるのかどうか評価した結果、これまで指摘されていない20℃環境下においても硫酸還元反応が生じ得ることが明らかになった
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