研究課題
基盤研究(C)
青ナイル川上流域での3つの対照的な流域を研究対象とし、土地管理の大規模な見直しを行い、以下のことが分かった。1)主な流出メカニズムは飽和過剰であるが、その範囲は土地利用の種類で異なる。2)アカシア植生下の土地は下草が少なく土壌表面が圧縮されているため土壌飢餓状態の表面流出が多く、ガリー侵食を引き起こす可能性がある。3)2019年に植生が改善し地下水の涵養が促進されグダール地帯での地下水によるガリー侵食の原因となった。4)UBNBでは場所によって「人が増えれば木も増える」、「人が増えれば侵食も増える」という傾向が見られる。5)世界規模での侵食防止活動は技術的、社会的や政策的な障壁に直面している。
今回の研究は、既存または新規の水文学、侵食モデルにおいてそれぞれ飽和過剰流出と地下プロセスを組み込むためにさらなる研究の必要性を示唆している。我々の研究は5つ以上の国際会議といくつかの国内会議で発表された。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (11件) (うち国際共著 10件、 査読あり 10件、 オープンアクセス 7件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 6件) 図書 (1件) 備考 (1件) 学会・シンポジウム開催 (2件)
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