研究課題/領域番号 |
16K01232
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
鈴木 賢一 東北大学, 経済学研究科, 教授 (30262306)
|
研究分担者 |
飯田 哲夫 駒澤大学, 経営学部, 教授 (20262305)
|
研究期間 (年度) |
2016-10-21 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | プロジェクト・マネジメント / PERT/CPM / 確率計画法 / 確率PERT / 対数正規分布 / 納期遅れリスク |
研究成果の概要 |
本研究は,時間と費用,リソースの間に生じるトレードオフを考慮したプロジェクト・プランニング問題を考察した.不確実性下におけるプロジェクトの計画・管理において,個別に取り扱わることが多かった要素を統合し,かつ計量的に取り扱う枠組みを構築することが目的である.成果として,(1)タブー探索によるヒューリスティックス手法を開発し,(2) リスク指標の解析評価として対数正規近似手法を考案し,(3) 時間・費用・リソースのトレードオフ分析を行った.これらによって,統一的な枠組みによってプロジェクトの効率的なリソース配分を実現することが期待できる.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,時間と費用,リソースの間に生じるトレードオフを考慮したプロジェクト・プランニング問題を考察し,統一的な枠組みによってプロジェクトのリソース配分を実現する手法を開発した.このことにより,データに依拠した客観的かつ計量的なアプローチをとることにより,適切な資源配分に基づく生産性の向上およびリスクの可視化による見積もり精度の改善が実現できる.学術的な側面においては,確率的PERT問題において,一般的な規模の問題に対応できる,遅延リスクの解析的な評価を与えたこと,作業のモード選択問題に対してタブー探索による解法を実現したことが主要な貢献である.
|