研究課題/領域番号 |
16K01234
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
牧本 直樹 筑波大学, ビジネスサイエンス系, 教授 (90242263)
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研究分担者 |
小林 武 名古屋商科大学, 経済学部, 教授 (70751486)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 投資戦略 / ファクターモデル / レジームシフト / 金利期間構造 / スタイルローテーション / 最適ポートフォリオ / 投資パフォーマンス / レジームスイッチ / 最適投資戦略 / ファイナンス / 投資理論 |
研究成果の概要 |
金融資産のリターン変動をファクターとよばれる少数の変数で表現し,ファクターの予測にもとづいて投資意思決定を行う手法に関する研究を行った.特に,市場環境に応じてファクターとリターンの構造が変化する点に着目し,時変性をもつモデルを導入することでデータへの適合や予測精度を向上させた.またポートフォリオ選択では,時変性をもつ予測モデルに対応した最適化問題の定式化や解法を開発した.株式と債券に対していくつかのファクターで実証分析を行い,提案手法の投資パフォーマンスの優位性を確認した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
リスクオン/リスクオフという言い方があるように,金融市場はその時々で局面が変化する.そのため,投資運用実務においても,市場局面の変化を捉え,それに合わせた投資判断を行うことが求められる.本研究は,こうした局面変化を組み込んだモデルの推定や予測と,それにもとづくポートフォリオ構築手法を提案しており,既存研究の分析枠組をさらに拡充する成果を得ている.また,金融市場データによる検証で投資手法の有用性を確認しており,投資運用実務にも資する内容といえる.
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