研究課題/領域番号 |
16K01236
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
|
研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
後藤 美香 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (50371208)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 生産効率性 / 環境効率性 / 経営効率性 / 企業の社会的責任 / DEA / 持続可能性 / 経済効率性 / CSR / 環境効率 / 経営効率 / 効率性評価モデル / データ包絡分析法 / 財務効率 / 経営工学 / 経営効率性評価 |
研究成果の概要 |
持続可能な社会の発展のため、企業経営には経済性の追求とともに、環境保護や企業の社会的責任(CSR)への取り組みが求められている。本研究では、それら経済性や環境性、CSRへの取り組みを、企業の生産システムを構成する要素として取り入れた、新たな統合的経営効率性評価分析手法をオペレーションズ・リサーチにおける数理モデルとして構築し、それを経営情報に応用して企業の持続可能性を定量的に評価・分析することを試みた。そのために多様なCSRデータを整備するとともに、評価のための新たな Data Envelopment Analysis(DEA)モデルを構築した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
企業からモノやサービスを購入する消費者の環境意識が高まる中、企業の社会的責任(CSR)への関心も高まっている。そのため企業経営には、雇用や付加価値など経済的利益の創出に加え、環境問題への配慮を含むCSRへの対応が求められるようになってきた。本研究では、環境への配慮に加えより広義のCSR項目を生産システムを構成する要素として組み込んだ、企業の統合的かつ定量的な経営効率性評価分析手法を構築し、企業などの意思決定主体がCSRを実践していく際の指針となる、持続可能性の評価指標を提示した。この指標は企業の科学的経営の支援に役立てることができる。
|