研究課題/領域番号 |
16K01245
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
宇野 剛史 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 准教授 (50363023)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 最適化 / 立地 / 動線 / 不確実性 / オペレーションズリサーチ / 施設立地 / 日常生活行動線 / 都市計画・建築計画 / OR |
研究成果の概要 |
地域に存在する住民の位置および特徴に基づいて日常生活行動線(動線)を推測し,その動線の巡る状況に応じた商業施設の効率的な立地を導出する新しい数理モデルを提案した.動線は住民の生活行動に起因する不確実性を伴うが,曖昧性および確率的不確実性に分けることでファジィランダム変数として表すことで最適化問題として定式化した.得られた問題を効率的に解くためのアルゴリズムを構築し,数値例に適用して最適立地を導出できることを挙げて本研究の有効性を示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
施設立地における従来の多くの数理モデルでは,主要駅や大型交差点などの交通発生源に対する定点調査に基づき構築されている.近年,地域住民の日常生活行動線に基づき立地を決めることが有望視されている.動線の測定には定点観測よりも多くの不確実性が含まれることから,有力な数理モデルはこれまで提案されていなかった.本研究では,住民の生活行動に起因する不確実性を曖昧性および確率的不確実性に分けることで数理モデル化し,求解可能な最適化問題として定式化できたことに意義がある.
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