研究課題/領域番号 |
16K01247
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
瀬尾 明彦 首都大学東京, システムデザイン研究科, 教授 (80206606)
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研究協力者 |
坂口 万喜
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 人間工学 / 作業姿勢 / 反復作業 / 反復動作 / ヒューマセンタード生産 / 人間生活環境 |
研究成果の概要 |
本研究は、身体的な負荷が異なる複数の作業の実施順序を変えた場合の身体負担の違いを明らかにし、適切な作業順序の設計に利用できる評価法の構築を試みた。まず作業負荷の異なる複数の作業の順序を変えて行う模擬実験により、作業の実施順序により特に主観的負担感に明らかな順序効果が表れることを確認した。そこで、この現象を筋の生理学的なモデルに当てはめ、さらに時間的な平滑化を行うことで、任意の複数作業を任意の順序で実施した場合の負担評価と実施順序の検討ができるシステムを開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
仕事の実施順序をどのように決めるべきかという課題は、仕事だけでなく生活面でも多くみられる。それを設計する根拠となる推定法を提案したことが、本研究の学術的意義である。また、推定法をデジタルヒューマンに組み込んで任意の作業を仮想的に組んで順序効果をテストできるシステムとしたことは、この研究成果の手軽な利用を推進する効果があり、社会的に有益であると思われる。
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