研究課題/領域番号 |
16K01253
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
椎名 孝之 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (90371666)
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研究分担者 |
今泉 淳 東洋大学, 経営学部, 教授 (00257221)
徐 春暉 千葉工業大学, 社会システム科学部, 教授 (70279058)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 数理計画法 / 最適化 / 確率計画法 / 整数計画法 / 不確実性 / 需要変動 / エネルギー / スケジューリング / 交通システム / 電力システム / 多期間計画 / サプライ・チェイン |
研究成果の概要 |
数理計画法や最適化手法は現実の様々な分野に応用されている。現実の多くの問題は、確定的ではなく変動要因を含む。特にスケジューリングあるいはサプライチェーンマネジメントなどの分野では、作業時間や需要などは常に変動するものである。このような状況を取り扱う確率計画法に対する理論的および解法の研究が必要であり、これまでに基本的な個別問題に対応した解法の研究を行ってきたが、効率的に解析する方法はまだ十分に研究されていない。 本研究では確率計画法の理論的な側面の研究を行い、エネルギーや、投資決定とサプライチェーンマネジメントあるいはスケジューリングの問題に対して、効率的な解法を開発することを目的とする。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在では確率計画法の理論と解法アルゴリズム、またこれらを実装する計算機の発展により、実用的な規模の問題を解くことも可能になりつつある。これまでに特定の問題に対しては、確率計画法の基本的な解法アルゴリズムを開発することに成功しているとはいえ、統一的に取り扱う手法が必要である。確率計画問題に対しては、線形計画法はもちろん非線形計画法や整数計画法、さらには確率モデルなどオペレーションズ・リサーチにおける異なる分野の手法が総合的に応用されることも多い。このように様々な理論や手法の集大成であるという点からも、また現実問題への応用を考慮するという点からも、手法の応用を考えていくことが必要である。
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