研究課題/領域番号 |
16K01265
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
豊泉 洋 早稲田大学, 商学学術院(会計研究科), 教授 (20315683)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 大規模システム / 真社会性昆虫 / 集団 / 意思決定 / Non-linear Markov / 平均場微分ゲーム / swarm / nonlinear Markov proces / limit order book / social insect / ソーシャルメディア / network / 情報拡散 / nonlinear / Markov process / 公認会計士 / 応用数学 / ネットワーク / 生物物理 / エージェント / 確率論 |
研究成果の概要 |
集団は個人の集合体なので、個人の意思決定の結果に応じて、集団の挙動が変化する。しかし、個人の意思決定は、集団の動向によって変化することが考えられる。このような場合には、個人の意思決定と集団の行動が複雑に絡み合い、意思決定が難しい。本研究は、株式市場、共同で巣を運営する真社会性昆虫、インターネット上での巨大サービス提供会社と需要を具体的な題材として、このようなインタラクションの理論的な枠組みとその実際を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来の研究における解析は、個体を確定的に微分方程式で記述したり、確率的な挙動をMarkov過程として記述することが多かった。一方、集団の解析はシミュレーションや流体による近似を行うのが主流であった。近年、集団と個体をダイレクトに記述する手法として、平均場近似ゲームやnon-linear Markov過程といった新しい数学的枠組みが提案されている。この研究では、これらの手法を応用することで、今まで知られていなかったシステムの挙動が明らかできることを検証した。
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