研究課題/領域番号 |
16K01300
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 仙台高等専門学校 |
研究代表者 |
千葉 慎二 仙台高等専門学校, 総合工学科, 教授 (50290698)
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研究分担者 |
高橋 晶子 仙台高等専門学校, 総合工学科, 准教授 (10537492)
早川 吉弘 仙台高等専門学校, 総合工学科, 教授 (20250847)
藤木 なほみ 仙台高等専門学校, 総合工学科, 教授 (60259801)
小林 秀幸 仙台高等専門学校, 総合工学科, 准教授 (70615872)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 地域見守り支援 / LPWA / ウェアラブルセンサ / ドローン / 行動推定 / 徘徊者探索 / 地域見守り / 行動検出 / LQI / IoT / LoRaWAN / 安全・安心サポートフレームワーク / 行動解析 / プライバシー保護 / アクティブセーフティ / ウェアラブルデバイス |
研究成果の概要 |
近年の高齢化や都市化の影響により地域コミュニティの機能が著しく低下している状況の中、社会的弱者である高齢者や子供の日々の安全を地域で見守ることが困難となっている。本件では地域での見守り活動をICTでサポートする”地域見守り支援システム”を提案し、必要な機器の開発を進め、システムの実証実験を実施した。実証実験の結果、システムの基本機能であるウェアラブルセンサからの計測データの記録、行動推定、異常行動時のアラート発信、徘徊者等の探索依頼、ドローンと連携した徘徊者探索の有効性を実証することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本件で開発した地域見守り支援システムは、高齢化や都市化の進む地域でのお年寄りや子供の安全を見守る住民活動を支援するものである。お年寄りや子供は500円玉サイズの小さなセンサを持っているだけで、地域に設置した中継器とゲートウェイで日常的な行動経路や動作がサーバに記録・解析され、町内会での地域パトロール等では見逃してしまうお年寄りの徘徊や子供の事故などを家族や地域住民にいち早く知らせ、探索や救護を迅速に開始する支援を行うことができる。専用スマートフォンアプリケーションでドローンや地域住民とと連携した探索活動が可能なので、探索のための組織を構成する必要がなく、多くの住民が容易に探索活動に参加できる。
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