研究課題/領域番号 |
16K01301
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 東京工業高等専門学校 |
研究代表者 |
志村 穣 東京工業高等専門学校, 機械工学科, 准教授 (70390424)
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研究分担者 |
林 丈晴 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (70637264)
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研究協力者 |
黒﨑 茂
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 材料欠陥 / ボルト緩み / 応力聴診器 / 打撃加振 / ひずみ分布 / 動ひずみ / 軸力 / 減衰率 / 緩み検出 / ボルト締結体 / 機械材料・材料力学 / 診断 / 回生 / 維持管理 / 建造物防災 |
研究成果の概要 |
本研究では応力聴診器を用いて,構造材料の欠陥およびボルト締結体の緩み検出を検討することが目的である.擬似欠陥として切欠きを有する平板試験片に繰返し荷重を負荷し,切欠き付近のひずみ分布を応力聴診器により測定することで欠陥検出を試みた.また,ボルト締結体の緩み検出として,打撃加振と応力聴診器を用いて動ひずみ測定を行い,ボルト軸力とひずみ時間変動との相関を調査した.前者のひずみ測定実験では,ひずみ分布における最大ひずみ発生点を見い出すことで,欠陥検出の可能性を示唆した.動ひずみ測定実験では動ひずみ波形の減衰率の増減より,ボルト緩みの検出可能性を示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
応力聴診器を用いた構造部材の欠陥及びボルト締結の緩み検出技術は,低コストかつ簡易性を有する新たな非破壊検査手法として位置付けられ,主として国内の老朽化した橋梁構造物の保全・改修に役立てることができる.また,土木分野に限らず,機械及び建築分野でも本技術が適用可能であり将来性・発展性を期待できる. 本研究成果はまだ実験室レベルのものであるが,様々な条件下での実験結果を蓄積し知見を深めることで,将来的には現場での使用が可能になると推察している.これにより,喫緊の問題である老朽化社会インフラの健全性を評価する技術として重宝されると考えている.
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