研究課題/領域番号 |
16K01314
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然災害科学・防災学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
安田 敦 東京大学, 地震研究所, 准教授 (70222354)
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研究協力者 |
馬場 章
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 富士火山 / マグマ溜まり / 温度 / 含水量 / 噴火様式 / FTIR / 富士山 / FTIR 含水量 / 火山 / マグマ溜り / 水 / 防災 / 推移予測 |
研究成果の概要 |
富士火山のおよそ1万年前以降の24回の噴火(爆発的噴火18回,溶岩流噴火6回)の火砕物試料を分析して,活動したマグマの温度・組成と噴火規模・噴火様式との関係を調べた.噴火規模とマグマの状態・組成とには明瞭な関係が見られないものの,噴火様式とマグマの状態・組成とには関係性が認められた.これらの結果について,マグマ溜まりからのマグマの上昇開始の要因と上昇時のマグマ溜まりの相互作用という2つの観点から検討した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
物理観測から得られる情報をマグマの性質に翻訳し,噴火前に噴火の様式や規模の推定を行うためには,まず,マグマの性質と火山噴火の様式や規模との関係性を明らかにする必要がある.本研究は,多数の火山噴出物の解析を通じて,火山噴火をもたらすマグマの挙動の理解し,噴火の推移予測を目指して行われた.
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