研究課題/領域番号 |
16K01326
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然災害科学・防災学
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研究機関 | 広島大学 (2018) 京都大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
長谷川 祐治 広島大学, 総合科学研究科, 准教授 (60342664)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 山地河川 / ハイドロフォ ン / 掃流砂 / 数値シミュレーション / 実験 / 水路実験 / ハイドロフォン / 掃流砂観測 / 掃流砂計測(ハイドロフォン) / 現地実験 / 自然現象観測・予測 / 土砂災害 / 洪水 / 防災 |
研究成果の概要 |
小規模な山地河川で土砂流出実験を行い、ハイドロフォンによる結果と直接採取した流砂量と比較して、流砂量が多い状態にも適用できる解析手法を提案した。提案手法と観測データを用いて数値シミュレーションを実施して、高精度の計算に必要となる観測データの優先順位を整理した。さらに、IC レコーダーや肉厚の異なる金属管を用いて、様々な規格のハイドロフォンの適用性を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
土砂輸送の場の時間的・空間的な変化に着目した流量と流砂量の関係を把握することで、河道内の土砂の流れ易さ、流れの抵抗についての研究が大きく進歩する。本研究期間に計測した観測データ、既存の観測データと本研究で提案した解析手法を用いて得られる流量と流砂量の関係を基に、洪水時の土砂移動量や平時からの変化を予測できれば防災上で有益なツールとなる。更に流砂観測においては、仕様の異なるハイドロフォンを提案することに成功し、流域特性の異なる河道での観測によって、洪水の規模に応じて適切に計測できる仕様を確立する点は独創的である。
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