研究課題/領域番号 |
16K01327
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然災害科学・防災学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
古本 淳一 京都大学, 生存圏研究所, 助教 (10402934)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 文理融合研究 / リモートセンシング / 研究成果の社会実装 / 大気シミュレーション / リモートセンシング技術 / ステークホルダーとの対話 / 市民科学 / 局地風 / 社会実装 / 文理融合 / 防災 / 環境対応 / 環境調和型都市基盤整備 / 危機管理 / 気象学 |
研究成果の概要 |
高精細気象予報モデル技術に基づく突風予報システムを核として、突風災害にレジリエントに対応するコミュニティーを形成するトランスディシプリナリー研究を行うことを目的としてきた。課題を解決するため異分野の研究者、行政、地域住民、企業等の様々なステークホルダーとのコミュニケーション・意見交換を進めてきた。災害常襲地域の現地調査やワークショップ開催を通じ異なるコミュニティー間のネットワーク構築することで、一地域の事例研究にとどまることなく、「極端気象の最新予報技術に立脚したレジリエント・コミュニティー」の一般化モデルの確立という新研究領域の開拓、自然科学研究の社会実装へ向けた道筋を立てることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
突風予測システムの構築については、これまで約700回にもおよぶ高解像度数値予報シミュレーションによる統計的検証に基づき、適中率を80%にまで向上できている。実際に予測システムを用いた社会実験には気象業務法の関係で民間気象会社との協力が必須であり、研究代表者と民間気象会社、また行政・民間企業との連携を構築することができた。研究活動を国民へ貢献してゆくため、情報を能動的に発信するため市民向けセミナーなどにも積極的に参加し、科学に対する国民の信頼向上に寄与することができた。
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