研究課題/領域番号 |
16K01330
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然災害科学・防災学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
三輪 昌史 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 准教授 (40283957)
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研究協力者 |
小田 康人
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | UAV / 無人航空機 / 全天候型無人航空機 / 推力偏向 / 水空両用マルチコプタ / 全天候対応 / ティルトロータ / 強風下での飛行 / 防水仕様 / ティルト機構 / 全天候 / 防水 / 衝突回避装置 / 斜面での離着陸 / 不整地での離着陸 / 調査ドローン / トンネル災害現場調査 / 自然災害予測・分析・対策 |
研究成果の概要 |
遠隔操作可能で、周囲環境に係らず高いアクセスビリティを有するオールラウンドな移動ロボットシステムとして、空中および水上・水中を移動可能な全天候型マルチローター推進ロボットシステムの開発を行った。その結果、雨天・強風時に運用可能な全天候型4発ティルトロータ方式マルチコプタ、推力偏向技術による姿勢制御、水上・水中で機動可能な水空両用マルチコプタを開発した。今後、開発したロボットシステムを用いて橋梁の桁下点検やトンネル崩落などの災害調査、水害時の被災状況調査等、インフラ構造物に関する点検調査を現場での検証実験として行い、移動能力とその実用性を評価する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
強風や雨天でも安全に運用できるマルチコプタは、災害発生時などの緊急事態における迅速な情報収集だけでなく、平時における定期的な情報収集でも役立つ機材である。また、水空両用マルチコプタは、水中機動でダムや堰堤の水中部分の観察・調査も迅速に行えるようになる。特に、推力偏向技術による強風化での安定した飛行や、水中での安定した移動により悪天候での運用も可能であり、迅速な情報収集が実現できる。
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