研究課題/領域番号 |
16K01336
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然災害科学・防災学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
森 正壽 近畿大学, 産業理工学部, 教授 (50159191)
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研究協力者 |
西尾 雅弘
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | XバンドMPレーダ / GIS / 降雨量画像 / グーグルアース / XバンドMPデータ / XバンドMPレーダ / 降雨量解析 |
研究成果の概要 |
平成26年8月、広島市において秋雨前線由来の集中豪雨による大規模な土石流災害が発生し、75人もの犠牲を出すにいたった。また今回の雨量情報をXバンドMPレーダが記録していることが判明した。本研究は、これらのXバンドMPレーダ雨量情報による、災害との因果関係を解析することを目的としている。 内容としては、国士交通省から提供されたXバンドMPレーダデータを使い、降雨量画像表示システムを作成した。雨量情報を自治体の防災情報への活用としてGISを使用し、予測される災害の発生地点、被害の拡大範囲及び被害程度、さらには避難経路、避難場所などに活用できる情報を使用しGISシステムを構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回のXバンドMPレーダの利用については、国土交通省のWEBサイトXRAINの例のように即時性(1分間降雨量データ)を目的とする場合は良いが、これでは蓄積雨量情報が分からず、気象庁が設定している、1時間蓄積雨量警報レベルが全く利用できない状況となっている。自治体の防災担当者は、1分間降雨量データのみならず、蓄積雨量情報も住民の避難警報・警告の重要な根拠としているため、本研究はきわめて重要な情報を提供できるものと考えられる。
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