研究課題/領域番号 |
16K01347
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
渡部 裕輝 山形大学, 大学院理工学研究科, 准教授 (00333328)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | OCT / GPU / 卵巣機能 / GRINレンズ / ロッドレンズ / 2光束ドップラー測定 |
研究成果の概要 |
微小穴にロッドレンズを挿入し深部にある卵巣組織測定を行うためのドップラー光干渉断層画像化法(OCT)について検討した.卵巣内の卵母細胞におけるOCT信号の僅かな時間変化をコントラストよく可視化するには,スプリットスペクトル法が有効であった.この方法は干渉信号を複数個に分割し,その後の全てのデータにフーリエ変換を実行するため計算に時間がかかるが,GPUを用いたソフトウエアを開発することで,リアルタイム表示を実現した
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
細長いロッドレンズをプローブとするOCTシステムにおいても生体計測が可能であることから,微小穴にロッドレンズを挿入し深部にある組織の計測が十分可能であるといえる.卵巣内の卵母細胞におけるOCT信号の僅かな時間変化は,卵母細胞を識別するのに有効な指標であることから,この変化を抽出するには,これまで使用していた方法に比べスプリットスペクトル法が有効であった.計算量が多くなってしまうので,GPUとの組み合わせが不可欠な手法であるといえる
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