研究課題/領域番号 |
16K01372
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
塚田 孝祐 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (00351883)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 酸素センサ / 生体計測 / 生体医工学 / 細胞培養 / ウェラブル / ウェアラブル / 生物・生体工学 / バイオセンサ / 光計測 |
研究成果の概要 |
生体の皮膚や臓器など凹凸を有する部位でも酸素センシングが可能な貼付型の酸素センサデバイスの開発を行った.酸素センサは酸素感受性色素を含むセンシング層,励起光源層,受光層の3層で構成した.酸素感受性色素をポリスチレンナノ粒子に封入することで,測定精度の向上に成功した.励起光源には電気化学発光を採用し,その電気的条件を決定した.校正実験から有効に酸素計測が可能であることを実証した.将来的には素子を高密度で配列することで酸素濃度の二次元イメージングへの応用が期待された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
酸素濃度を計測する必要性は臨床のみならず,基礎医学研究においても益々増加しているが,現在普及している方法は測定部位が限られるなど利便性に欠けている.そこで従来測定が困難であった立体的な生体組織や培養細胞まで応用できる新たな酸素濃度計測法を提案した.得られた成果を発展させることにより,将来的には手術中に臓器表面に貼付して酸素モニタリングを行うなど,従来不可能であった酸素濃度測定を簡便かつ高精度に測定できると期待された.
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