研究課題/領域番号 |
16K01376
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 東京電機大学 |
研究代表者 |
田中 慶太 東京電機大学, 理工学部, 准教授 (10366403)
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研究分担者 |
原島 恒夫 筑波大学, 人間系, 教授 (70262219)
小渕 千絵 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 准教授 (30348099)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 聴覚検査 / 脳磁図 / 生体情報・計測 聴覚検査 / 生体情報・計測 / 生物・生体工学 / 脳・神経 |
研究成果の概要 |
聴力を評価する聴覚検査には,成人の選別聴力検査(自覚的)が広く普及しているが,一方で他覚的検査方法は,未だに一般に普及しているとは言い難く,簡易で正確な検査方法が求められている.本研究では簡易に計測できる律動的聴覚野の脳反応(聴性定常応答)を利用して,正確で安全な聴覚検査システムへの展開を目指した.研究の成果として,この聴性定常応答を利用することで,言語音に対する「聞き取り」の聴覚情報処理を明確にした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで,聴覚検査には,自覚的な方法が用いられていたため,補聴器や人工内耳の周波数調整時においてその正確さに欠ける点が問題であった.聴覚野の反応である聴性定常応答を用いることで他覚的な検査をヒトの精神的な状態に依存すること無く検査することが可能である,また自覚的検査を適用できない乳幼児の他覚的な聴覚検査法への一助になりうることを示唆する.
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