研究課題/領域番号 |
16K01391
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
和久 友則 京都工芸繊維大学, 分子化学系, 助教 (30548699)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ペプチド / ナノチューブ / 自己組織化 / ドッグデリバリーシステム / ドラッグデリバリーシステム / ナノ会合体 / ドラックデリバリーシステム / 両親媒性 / 環状ペプチド / 免疫 |
研究成果の概要 |
親水性基と疎水性基の交互配列をもち、8残基のアミノ酸から構成される環状ペプチドを合成した。得られた環状ペプチドは水/有機溶媒混合溶媒中で、線維状のナノ会合体を形成することがわかった。このナノ会合体分散液の分散媒を水に置換すると、ナノ会合体の形態は球状に変化した。球状ナノ会合体は表面に疎水性領域を持ち、樹状細胞に作用させると細胞内に取り込まれることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ナノ材料は、薬物および遺伝子のデリバリーなどの生医学分野において利用されている。ナノ材料表面の親疎水性バランスは、細胞との相互作用に影響を与える。本研究で作製した親水部と疎水部を表面に併せ持つナノ会合体は、新たなデリバリーキャリアとして有用であり、医療の発展に貢献しうるものと考えられれる。
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