研究課題/領域番号 |
16K01433
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用システム
|
研究機関 | 森ノ宮医療大学 (2018) 国立研究開発法人国立循環器病研究センター (2016-2017) |
研究代表者 |
中沢 一雄 森ノ宮医療大学, 保健医療学部, 教授 (50198058)
|
研究分担者 |
池田 隆徳 東邦大学, 医学部, 教授 (80256734)
芦原 貴司 滋賀医科大学, 医学部, 講師 (80396259)
稲田 慎 森ノ宮医療大学, 保健医療学部, 教授 (50349792)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 不整脈 / 期外収縮 / バーチャル心臓 / コンピュータシミュレーション / ベクトル心電図 / 心電図 |
研究成果の概要 |
心臓電気現象の3次元コンピュータシミュレーション技術と、心臓内の電気的興奮の広がりを3次元的に捉えることに有利なベクトル心電図の特徴量から、特発性不整脈の発生部位に関する研究成果を得た。実際、不整脈患者において、ベクトル心電図の特徴量からの期外収縮の発生部位同定の可能性について検討した結果を国際学会などで発表した。また関連研究として、コンピュータシミュレーションの手法を用いて心房細動時の房室伝導特性をまとめた論文や慢性心房細動のカテーテル焼灼術に関する論文を発表した。その他、不整脈のリスク予測などに関して国際学会で発表を行った。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
12誘導心電図は簡便で非侵襲的な計測法であり、広く不整脈の診断に用いられている。12誘導心電図から特発性の不整脈の起源となる期外収縮の発生領域を推測する手法を開発することが出来れば、根治療法としてのカテーテル焼灼術における術時間の短縮や焼灼成功率の向上が期待される。コンピュータシミュレーションの技術と心臓電気現象の空間的特徴の表現に有効なベクトル心電図の手法を融合することで、期外収縮の発生領域を推測するシステム開発および関連研究を進展させた。
|