研究課題/領域番号 |
16K01436
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療技術評価学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
青枝 大貴 大阪大学, 微生物病研究所, 特任准教授(常勤) (10324344)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ワクチン / アジュバント / マウス / 副作用 / 評価法 / 赤外線カメラ / 発熱 / 行動異常 / 免疫学 / 動物 / アルゴリズム |
研究成果の概要 |
赤外線サーモグラフィーカメラを用いたマウスの発熱と行動を非侵襲的にかつ経時的に計測するシステムを構築した。またそのデータを用いて異常値を検出して定量化する方法を開発した。これらを用いて、LPS投与によるモデルでの評価や、新規アジュバントの評価を行った。その評価に基づいて、新規アジュバントの改変や改良を行い、より安全性に優れたアジュバントを創出出来た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果を実験的新規Th1型アジュバントの評価に組み入れることで、数少ない実用化された新しいアジュバントであるAS04やAS03で問題となった、AS04が添加された子宮頸がんワクチン接種後に全身的で多様な痛みを生じる健康被害が報告され日本では事実上ワクチン接種が停止されている事例や、AS03が添加された新型インフルエンザワクチン接種を受けた北欧諸国の人々でのナルコレプシー発症頻度の有意な増加等の事例と類似の将来事例の発生を未然に防げる可能性が高まったと考えられる。新しい安全性の高いワクチンアジュバントの開発研究において学術的にも社会的にも貢献出来ると考えられる。
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