研究課題/領域番号 |
16K01446
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
伊藤 大亮 東北大学, 医工学研究科, 特任助教 (50466570)
|
研究分担者 |
清元 秀泰 東北大学, 東北メディカル・メガバンク機構, 客員教授 (00304585)
伊藤 修 東北大学, 医学系研究科, 大学院非常勤講師 (00361072)
|
研究協力者 |
三浦 平寛
胡 丐尊
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 運動療法 / リハビリテーション / 抗加齢効果 / 長期的有酸素運動 / 心・腎保護効果 / 健康寿命延長 / 心臓 / 腎臓 / 一酸化窒素 / 酸化ストレス / 高齢化社会 |
研究成果の概要 |
高齢ラット、若齢ラット、運動介入高齢ラット(Sprague-Dawley (SD)ラット)の3群について、心臓・腎臓機能および機序として、一酸化窒素(NO)系、酸化ストレス系、老化関連指標への長期的運動の影響を比較検討した。運動はトレッドミル有酸素運動を2カ月間行った。 血圧は3群間で有意差は認めなかった。NO系、酸化ストレス系パラメータは運動で変化が認められる傾向があり、今後解析を進める。老化関連指標の細胞老化特異的βガラクトシダーゼ活性を免疫染色で評価したが、運動介入による変化が認められており、今後統計学的検証を進める。腎臓のその他免疫組織化学的検討においても現在解析中である。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
老化への運動療法の有効性の機序が明らかになることで高齢者への運動療法効果のエビデンス構築に寄与し、リハビリテーション分野での効果的な臨床応用が期待される。またNO系関与の解明によりNO系サプリメント等にも応用可能である。これらは高齢化社会における健康寿命延長に寄与し、社会貢献に繋がる。また運動療法は薬物や外科的治療と比較して医療経済面や安全面で優れており、有効性の機序を解明してその普及に寄与することは社会的意義が大きい。さらにこれらの基礎データは将来のAnti-aging薬開発にも資することになる。
|