研究課題/領域番号 |
16K01451
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
太治野 純一 京都大学, 医学研究科, 研究員 (00755697)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 微小重力 / 遠心人工重力 / ラット / 歩行 / 微小重力環境 / 重力生理学 / 学習能力 / 宇宙医学 / 遠心重力 / 神経機構 |
研究成果の概要 |
本研究の課題は、リハビリテーションにおける大きな課題のひとつである不動・不使用に対する対応策を、遠心人工重力を用いて検証することでした。
ラットを疑似的な微小重力環境に置くとその歩行動作が変化しますが、遠心重力を用いた高重力介入によってその変化を抑制することができました。ただし、刺激が強すぎるとかえって逆効果になり、動作の変化を抑える効果が発揮されないことも明らかになりました。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
不動・不使用の環境が動作にまで影響を与えること、高重力介入によってそれらを抑制できることは、筋萎縮への対応など量的なリハビリテーションだけでなく、動作の質に対するアプローチが必要であることを示唆しています。また、本研究の成果は、リハビリテーション一般だけでなく長期宇宙滞在を視野に入れた宇宙医学にも応用が可能です。
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