研究課題/領域番号 |
16K01464
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 東北福祉大学 |
研究代表者 |
曽根 稔雅 東北福祉大学, 健康科学部, 講師 (60515500)
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研究分担者 |
遠又 靖丈 東北大学, 医学系研究科, 講師 (50706968)
中谷 直樹 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), その他 (60422094)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 要介護 / 配偶者 / 心理的苦痛 / 社会的活動 / 死亡リスク / 要介護度 / 死亡 / 心理社会的側面 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、要介護者の配偶者における、健康(心理的苦痛、死亡)及び社会的側面(社会活動)への影響を明らかにすることである。また、これらの影響について要介護者の要介護度別に検討することである。 その結果、配偶者が要介護状態にない者に比べ、配偶者が要介護状態の者において、心理的苦痛が高く、社会的活動の参加頻度が低く、死亡リスクが高いことが示された。また、この結果は、要介護者の要介護度による影響を受けないことが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、要介護者の配偶者は心理的苦痛が高く、社会活動への参加頻度が低いことを示した。家族や医療・介護従事者だけでなく、多くの地域住民が、要介護者だけでなく、その介護者の負担を知り、考慮することが重要となる。介護者の心理的苦痛を軽減させ、社会参加を促進する取り組みは、介護者の健康に良い影響を及ぼすことが期待できる。地域包括ケアシステムの充実を図り、地域全体で要介護者のみならず、その介護者の支援に取り組んでいくことが重要となる。
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